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『野生の王国』(やせいのおうこく)は、1963年12月12日から1990年9月21日まで、日本の毎日放送(MBS)をはじめ国内の地上テレビ各局で放映されたドキュメンタリー番組・教養番組である。MBSと東北新社の制作(末期はMBSの完全自社制作)。全1050回放送〔『毎日放送50年史』P172〕。のちに、CSでもスカイパーフェクTV!のTBSチャンネルにて放送。 == 番組内容 == 世界各地の動物の生態系について映像とナレーション、専門家の解説を交えて紹介した。 当初はアメリカ合衆国の動物学者、マーリン・パーキンスの製作・出演により、同国NBCで放映された動物番組『Wild Kingdom』(1963年~1988年)の日本語版として放送が始まり〔『毎日放送50年史』P172でも、『Wild Kingdom』を流していたという記述が見られる。〕、初期はオリジナルのフィルムを使用しドキュメンタリー部分の前後に登場するパーキンスによる司会の吹き替えも声優の浦野光(のちに八木治郎)が行う形を取っていたが、次第に独自製作に移行。オリジナルや国産の映像にくわえてディスカバリーチャンネルやBBCなどヨーロッパ各局や国内各プロダクション製作による映像も盛んに紹介するようになる〔『毎日放送50年史』P172でも、各国からの番組素材購入や国内各プロダクションへの発注についてつづられている。〕。中期にはナレーターの八木と上野動物園の名園長であった古賀忠道(監修者)ら動物の専門家との対談によって動物を解説し、この様式は八木の急逝後も踏襲された。 最末期では毎週芸能人がリポーターを務め、1990年9月21日放送の「ヒトと動物の共生は可能なのか?」をもって26年9か月間の歴史に幕を閉じた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「野生の王国」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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